[ さるぼぼ ]
飛騨高山など岐阜県飛騨地方で昔から作られている人形。
飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味があるそうです。
赤い体に丸い顔と手足、黒い頭巾と黒い腹掛け、足を前に投げ出しているか両足を広げ、両腕を上げて広げた姿が象徴的で、全身に亘って色が赤いのは、赤は古くから悪霊祓い、疫病除けの御利益があると見なされてきたから出そうです。
災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われています。
意味合い
災い避け 家内円満